浴衣を着て出掛ける
去年の6月に浴衣を導入した
購入の動機は卒論執筆のストレスによる衝動買いだったが、無駄にせず衣服としてちゃんと活用しているので無駄遣いではないと思いたい
ところでいま転居のために荷造りをしているのだが、すっかり冬気分でいたために半袖や薄手の上着を全て荷物にして送ってしまった
あと浴衣とスーツとバイト着だけが残っていて、ふつうの服がない
このところ気温が高い
3月は浴衣で出歩いてもいい季節にあたるのだろうか
和装初心者なのでなにもわからない
(ネットで検索したところ浴衣は真夏に着るべきという意見が殆どだった)
以下、浴衣に関する覚え書き
浴衣のいいところ
・ファッションについて悩まなくてよくなる
装備品で外に見えて選ぶべきなのは浴衣と帯だけなので、色合いをすこし気にするくらいで頭を使わなくていいので楽
浴衣や帯の形は固定されているので、あとはそれらの組み合わせを考えるだけである
・姿勢が良くなる
和装はどうしても直線的なシルエットでいるほうがキマって見えるので、自分で意識するようになるのと、帯がコルセットになって自然と上半身が安定する
・着ることが体型に左右されない
少し太るとキツくなってしまう洋装のつくりに比べて、和装は締める程度を調節するだけで、痩せても太っても着られるものが多く経済的
不便(というか普段の洋装との違い)を感じたところ
・洋装の着替えよりは時間がかかる
恐らく私が不慣れなだけだが、洋装のように被って終わりではないので縛ったり結んだりと少し時間がかかる
・姿見が必要になる
これも私が不慣れなだけだが、裾をまっすぐにできているかとか帯の結び方がぐちゃっと崩れていないか、確認が自分の視点からの目視だけでは厳しい
・自転車に乗れない
これは和装用の自転車を購入するか、和装でも裾を端折って自転車に乗っているひとは見たのでその方法を確立すればいいらしい
・機動性がどうしても洋装に劣る
走ったり大股で歩いたりがむずかしい
あと(お品のある人はそもそもやらないのだろうが)塀を乗り越えたりとかそういう小学生アクションにはかなり向かない
袖がかなり邪魔 そのままでは料理がとても難しいので、たすきの使い方を覚える必要がある
・洗濯が手洗い→水の重さで伸ばしながら干す
なので、外に干せない日はすこし絞ってから室内干しをしていた 手洗い自体は浴槽でできるので特に不便したことはない
あと着物ハンガーが(ものによるけど)高い 私は200円の自作ハンガーを使う
・リュックが背負えない
帯の結び目があるので、両手が空いて楽なリュックが使えない
荷物が多いときは肩掛けカバンがいちばんいいのかなと思う
・ネタになる(される)
知り合いと話すぶんには話題のネタとして困らないが、知らんやつに話しかけられるのは単純に煩わしい
着物が欲しい