一握の真砂

ジャズりんご

香る金木犀

週一で文章を上げるつもりだったが今週は書けそうにない、というのは本を読めていないからだ。発達障害者とその服飾について鷲田清一『モードの迷宮』を読んでなにかしら述べるつもりだった。抑鬱が酷く、紙面よりも天井を見つめている時間が長いため今週中には書き上がらないと思う。私が私の文章を書くということはPCを立ち上げてタイプをすることではなくて8:2くらいの割合で読むことのほうが大きいので……。

今日は夜散歩をした。肉を求めてコンビニを三軒回ったが、生憎どこもホットスナックは在庫切れだった。肉が食べたいときというのは蛋白質と鉄分が足りないらしい。

行きと帰りの道で金木犀が強く香った。もう冷たくなった空気に薄甘い花の香りが充満していてまた今年も冬に差し掛かるのだと思った。