一握の真砂

ジャズりんご

何もしてなかったのは

ずっと何も書かず何もできずいたのは双極性障害が酷く悪化していたせいです

以上

書く書くといった矢先のブログ放置についてはまあそういう事情で、どうやら冬季に私の場合は精神的な部分が悪化したり揺れがちになるようである。

医者に「周期的にどうも冬は駄目らしい」と話したところ「12月に悪化する人はやはり多い」とのことだった。年が終わることで「ああ今年も……」的な思いが募るものらしい。私の場合は単に急に寒くなることが悪く作用している気がする。自分の病気に夏も冬もないなと思っているので、学生時代からの住処の冬は、がくんと気温が下がったり冷え込んだりすることで身体的なストレスをそのまま受けている、という感触がある。ちなみに夏も夏で変わり目はつらい。学生時代から初夏は毎年頭痛との戦いであった。目が日光に弱く、ひと月ほどかけて目が慣れるまで夏の始まりはいつも30分屋外にいただけで激しい頭痛と倦怠感に襲われる有様であった。サングラスを買えばいいと思う。次の夏は買いたい。それまで生存しているかは不明である。

そういえば先日チェーン呉服屋の展示販売会に行った。時期外れの商品等が安く売り出される展示会であった。ある反物の紹介で「これは夏物の大島(紬)なんですよ」と言われ、太宰じゃん、と思った。(これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。『葉』)

太宰の長編小説は好かない。短編は良いと思う。